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これは、よくある質問です。
肛門腺だから肛門の近くにある所までは、分かっているけれど、絞ってもなかなか絞れないとか、絞っても絞っても何にも出てこない、なんてことになったりします。
多くの飼い主様に共通するのが、肛門を2本の指にはさんで絞る所までは、良いのですが、少し上の方を絞ってしまうようです。
これは、肛門腺の位置が左右真横にあるとお考えになってしまうためです。
正確な位置は、実は、時計の文字盤で言いますと5時と7時の位置に有ります。
かなり溜まりますと、その位置がコンモリと盛り上がって見えたりします。(写真参照)
しっぽが長いワンコでしたら、軽く握って持ち上げるようにしますと絞り易くなります。
ティッシュを当てて絞りますと周りに飛び散らずに済みますが、後が臭いです。
中大型犬は、量が多いのでテッシュだとこぼれるかもしれません。
流しやお風呂場で処置しますと、肛門を洗浄できますので、悪臭が少なくで済みます。
なので通常は、シャンプーの直前に行う処置であります。
なにしろ、かなり悪臭ですので、衣服に付きますと洗濯しないと落ちません。
くれぐれも、気をつけて絞りましょう。

爪には、まん中に血管が走っており、誤って深く切りますと出血致します。
そして神経も一緒に走行しておりますので、深爪すると痛みも感じます。
そこで出血しないように上手に切るには、1回で切るようにせず少しずつ切りましょう。
その際、切断面が白っぽかったら、出血の御心配は、ありません。
しかし黒っぽくなってきたら出血注意のサインですので、そこで止めておきましょう。
また爪を長いままにしておきますと、血管も長く伸びて参ります。
そんな時は、毎日少しずつつ切るか、ヤスリで削りますと血管は、短くなって行きます。
市販の止血剤を準備しておきますと、もしもの出血のときに便利です。
血管が長く伸びないように、日頃から短い爪を維持しておきましょう。

院長:伊藤宗徳

院長 伊藤宗徳

東京都新宿区出身
麻布大学卒業

常に動物医療を学び、それらを生かし、動物達の生命及び健康を守れるように日々前進して行きたいと思います。

【趣味】
野鳥観察、登山、ランニング、
筋力トレーニング、自転車